ウルフオブウォールストリートを見た。

プライムビデオで。
金融関係の映画を引き続き見ていて、おすすめされたので見てみた。

内容は、実際にウォールストリートで働いていた元金融関係者が出版した自伝を題材にした映画。
かなり破天荒かつドラマチックな人生を送った一人のディーラーの栄枯盛衰を描いている。
原作は日本語訳もされている。

原作を読んでいないのでどこまでが本当でどの辺りが脚色されているのかわからないが、率直な感想は「これフィクションじゃないの?」と思った。
ドラッグに詐欺にパーティーに...短時間で大金を稼ぎ、ありえないほどの豪遊をし、最終的に自分の身を滅ぼしていく。
最近金融関係の映画を見るようになったが、ここまでむちゃくちゃな登場人物はおそらく他にいないだろうと思う。

この映画で印象的なのは、「オレにこのペンを売ってみろ」と問いかけるシーン。
これはセールスマンに対して「どうやって顧客に商品を買わせるか?」を端的に問いかけるもので、映画の中での正解は顧客に対して「ここにサインを書いてくれ」と要求すること。
この要求によって「このペンを買う必要性を生み出すこと」が重要だと言っている。
実際にこんな強引なことをやれば色々言われそうな気もするが、常に自分の持っているものと顧客が必要だと思っているものを見極める目が大事だ、と脳内変換するようにした。

ちなみに、原作の著者であるジョーダン・ベルフォート氏は本の出版と映画の版権、講演活動などで幅広く活躍して大金を稼いだそうな。


ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版)
(2014-05-14)
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