「Unixという考え方」読了

去年買って積読になっていた「Unixという考え方」を読了した。

技術書というよりも考え方や哲学についての本。
Unixがどういう思想で作られているのか、そしてそこからプログラマは何を学ぶことができるのか、ということが書かれている。

個人的には「小さなツールをたくさん作る」「シンプルな実装にする」というところあたりが刺さった。
「やりたいことを実行するための大きなアプリ」を作ってしまいがちなので、「個別の機能を満たす小さなアプリをたくさん作る」そして「それらを組み合わせて目標を達成する」ということを大切にしていきたい。

今のところ電子書籍化されていないのが残念。
比較的大きな本屋でないと見かけないことも多いのだが、それほど分厚い本でもないので、特にプログラマの人は一度読んでみてもいいと思う。


UNIXという考え方―その設計思想と哲学
Mike Gancarz
オーム社
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