梅原大吾著「1日ひとつだけ、強くなる。」を読んだので、その感想をまとめておく。
プロゲーマー梅原大吾。
彼のこれまでの活躍をなぞりながら、その時々で感じたことや教訓、そして今につながる考え方が書かれている。
印象に残っているのは、
- 毎日自分の成長をメモする
- 「好きだ」と思えることをする
- 「普通」である
という部分。
モチベーションを保つための1番の方法は、「自分が成長出来ている」という実感を持てること。
そのために、毎日1つでいいので成長出来たと思うことをメモし、それを積み上げていく。
メモする内容はハードルの高いものでなくてよくて、むしろ継続してできるようにあえて低い目標を設定しても良い。
また、どうせやるなら好きなことをやろう。
成功するかどうかはわからない、またそれが自分にとって不得手なことかもしれないが、好きだと思えることをやってみる。
ある程度の成果を収めないと、他人からは評価されないかもしれない。
だが、そのような他人本位の評価基準ではなく、自分の成長を実感しながら自分が満足することが大事である。
そして、本当にすごい人はとても「普通」であるという。
自分の中に確固たる自信があると、周囲の評価に流されたり周囲に対して自分の実績を強調したりしなくなるため、側にいてとても普通だと感じるようになる。
自分にとって得意なものと不得意なもの、できることとできないことを見極め、得意なことをこなしながらも今はできないことに挑戦することで自信をつけていくことが大事である。
という感じ。
質疑応答全一と言われるThe Beastの本はどれも面白い。
プロゲーマーという未知の職業の人というだけで敬遠している人は、一度読んでみることをおすすめする。