【読書】アルゴリズムによって変わった世界・変わっていく世界について書いた本を読了！

そして僕はアルゴリズム系エンジニア（？）を志す…

以下の本を読了しました。

アルゴリズムが世界を支配する (角川ＥＰＵＢ選書)

米国の金融の中心ウォールストリートの取引の仕方を変えたり、人と人の相性を判定したり、作曲したり…
今や世界中のいたるところでアルゴリズムによる計算が行われ、そしてそれを利用する人と利用される人とに分かれつつある。そんなアルゴリズムのこれまでとこれからを書いた本です。

こちらの本は完全に読み物です。
アルゴリズムについて書かれていますが、技術的な部分には深くまでは触れていません。が、読んだ後は数学の勉強やパソコンの使い方を覚えないとまずいな…という気にさせてくれます。それぐらいこの本に書かれているアルゴリズムたちは、僕たちの日常生活を大きく変え、これからさらに浸透してくることを容易に予想させます。

人は正確に設計されたアルゴリズム以上に物事を予想したり結果を導いたりするのは難しいというのがこの本の本筋だと思います。
大半が「これまでの人のやり方 vs アルゴリズムによるやり方」という書き方です。その分とても読みやすく、アルゴリズムを導入することによって変わっていった部分が浮き彫りになります。あらゆる分野で僕らの世界は大きく変わりつつあります。

そんな訳で、この本に感化された僕は次のアルゴリズムに関連した読み物を購入するとともに、数学・英語の勉強を始めました。
鉄は熱いうちに叩け。せっかくやる気になったのでどんどんやってやろうかと。そして、アルゴリズムを作る側の人間になってやろうと思っています。