3丁目の有野はおすすめできない。

どうしてこうなった…

以下のゲームを購入しました。

ゲーム好きの方にはおなじみのテレビ番組「ゲームセンターCX」。
この番組から生まれたゲームの第三弾が本作です。

結論から言うと、ぶっちゃけ出来が悪いです。
過去二作に比べると、お世辞にも面白いとは言えません。

僕がこのゲームがダメだと思った理由は、

  1. 過去咲くの良かったところを排除してる
  2. テンポが悪い
  3. 同じことを何度もさせられる
  4. ゲームプレイ中にノルマを確認できない

まずは、前作までの良かった点をことごとくなかったことにしたこと。
これまでの2作品は、90年代の子供達が実際に体験して来たゲームの流れを再現していました。
絶妙なバランスのゲームだったり、雑誌を獲得して裏技を試してみたり…そういうところがこのゲームの一つの売りでした。

ところが、今回はそういった要素はまるっと取り除かれています。
ゲームの情報を集めるには街を回って町の人たちから話を聞かなければなりません。
おぉめんどうめんどう。

ついでに、唐突にゲームが発売され、いきなりゲーム機が手に入り、いつの間にかアケゲーがカセット化され自宅でプレイできるようになるなど…
ちょっとずつゲームが進化して行く過程を楽しめた過去作とは大きな違いです。
悪い意味で。

あとは、壮絶にテンポが悪い上に同じことを何度も繰り返します。
前作もこれに関しては同じようなことを思いましたが、前作まではノルマが一つずつだったのに対し、今作では複数のノルマが同時に与えられます。
にもかかわらず、ノルマ一つを達成するたびにまたゲームをやり直さないと行けません。
ユーザビリティとか考えたんですかね?

ついでに言うと、ノルマをゲームプレイ中に確認できない仕様になっています。
確認するためには自宅に戻ってノルマを確認しなければなりません。
何かのゲームプレイ中だった場合には1度ゲームをやめて確認し直す必要があります。
もう一度言う。ユーザビリティとか考えたんですかね?

そんなわけで、過去作以上の出来を期待している人にはオススメ出来ません。
一つ一つのゲームの完成度も過去作の方が上ですし。

以上です。