【読了】「世界でもっとも強力な9のアルゴリズム」でいい感じに意識改革された。

この本を読了しました。

世界でもっとも強力な9のアルゴリズム

僕らが日常的に使っているパソコン。その裏側で動いてる「気がつかないうちにものすごいことをやっているアルゴリズム」を歴史や背景を交えながら解説してくれている本。
暗号化や圧縮など、確かに聞いたことはあるけど「実際は何してるの？」みたいのをわかりやすい比喩を使って解説してくれています。IT関連の人はもちろん、数学とか苦手なんですけど…みたいな人にも読みやすいと思います。

この本にも書いてあることなのですが、この本を読んだからといってアルゴリズムが書けるようになるわけではありません。
この本の目指したところは、この仕組みは裏側でこんなアルゴリズムが使われているんだろうなということが思い浮かぶレベルです。確かに、今までなんとなく使っていたパソコン上の操作でも、裏側ではあんな計算やこんな処理をしてるんだろうとチラッと思うようになりました。というわけで、この本を読んでよかったと思います。

いやぁやっぱりアルゴリズムとかそういう仕組みを考えるのは楽しいですね。
数学的な知識はもちろんですが、プログラムを書く技術も必要になります。簡単なことではないですが、その分自分で考えることができるようになれば楽しいでしょうね。